はてな、全サーバ稼働分の電力を風力発電へ
「はてな」の全サーバ稼働電力を風力発電にしたそうです。とはいっても、風力発電得た電力を直接供給してもらうのではなく、通常の電気料金に風力電力コスト分を上乗せして支払い、そのお金で風力発電業者は風力発電を行い、その電力を電力会社に販売するということだそうです。
ややこしいですね。
結局、今まで通りに電力会社から電力を供給してもらうので、直接風力電力による供給ではないということです。なにか企業イメージ戦略っぽい気がしないでもないですが・・・
ところで、風力発電というと環境に優しいというイメージですが、「環境保護団体に反対される風力発電」というニュースもあり、誰にも迷惑を掛けず電力を得るということは、無理っぽい感じです。
この「誰でにも」というのも人間だけに限定すると可能でしょうが、鳥虫獣魚や自然などに拡大解釈すると、もう不可能になります。自然が人間を含むサイクルで活動しているのなら、人間だけに優しいというのは考えられないため、どこかに歪みが出て、結局それは人間に返ってくるので、単に便利だとか健康的であるとかではダメみたいですね。
深いですね。
一番いいのは、あるがまま、自然のままなんでしょうけど、文明の利器や便利さを覚えた人間が原始時代に戻るのは無理。
現代のインターネット普及によるワールド・ワイドな世の中も「電気」があるから実現されているわけで、天災や事故で停電が長時間になると「情報難民」が発生して、これまた一大事になるというのは当たり前のこと。
「電気」があるから、インターネットもできるしブログも書けるということで。これは、やはり深くて難しい問題であるなと。
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■環境保護団体が風力発電に反対運動(上)
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